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マケドニア アレキサンダー3世(アレキサンダー大王) テトラドラクマ(銀貨)の種類

  • 執筆者の写真: 忠司 吉田
    忠司 吉田
  • 2023年9月29日
  • 読了時間: 2分

今回はアレキサンダー3世のテトラドラクマの紹介をします。

数十ドルから1万ドルを超えるものまで、多様な価格帯が存在するこの銀貨です。


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アレキサンダー3世 テトラドラクマ

コインコレクターの間では非常に認知度が高く、人気のある

アレキサンダー3世のコインですが、

流通性が高く、発行枚数が多く、

古代コインの中ではアッティカアテナのフクロウテトラドラクマの次に主流になっていた通貨で、デザイン違いで120種類ほど存在すると言われております。

希少価値の高いものにはコレクターの間ではプレミアがついておりますが、

やはりNGC鑑定グレードの高いものは非常に高額で取引されています。


大きく分けるとアレキサンダー3世が生きている間に鋳造された”lifetime issue”(ライフタイムイシュー)、

死後に鋳造された”Posthmous issue”の2パターンが存在します。

生きている間に鋳造されたものは厚みのあるフラン(地銀)に打たれ、裏面のゼウスの足が並行になっているものが多く、

死後に鋳造されたものはより広いフランでゼウスの足が交差しているものが多いなどの

特徴があります。


このような特徴から例えばLifetime issueで足が交差されているもので文字の刻印があるものなどは全体の約0.2%というデータもあり、

このようなデザインで状態も良ければかなり高額で取引されるでしょう。


コレクターの間では生きている間に鋳造されているLifetime issueが比較的人気ではありますが、

先程もお伝えしたように高額になるコインはやはりグレード高いものや、

一部の希少性の高いものになります。


例えばかなりレアである表面のヘラクレスの顔が左向きのものは高額で取引されております。(2017年に手数料込み9987USDで落札)



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