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NGC Ch XF 5/5 5/5 Roman Rule, c.133–67 BC MYSIA, PERGAMUM AR Cistophorus

 

こちらのコインは、第三者鑑定機関である米国のNGC社によって鑑定されているものになりますので、贋作の心配はありません。

商品の状態はCh XF(Choice Extremely Fine)で、
打刻5点、
表面状態5点。
Strike(打刻)・Surface(表面状態)ともに満点の「ダブル5」を獲得しており、銀の輝きと立体的な彫刻が見事に残る最高水準の保存状態を誇ります。
また、古代コインに多く見られるマイナス評価(Scratch/傷、Countermark/追刻、edge cuts/欠けなど)は一切付与されておらず、芸術的にも非常に完成度の高い一枚です。

表面には花輪に囲まれた聖箱(Cista Mystica)から這い出る蛇が刻印され、裏面には弓袋(bow case)と2匹の蛇の意匠が描かれています。
これらのモチーフは、古代ギリシャの神秘宗教であるディオニュソス(酒神バッカス)信仰に深く関わる象徴であり、生命の再生や秘儀的知識を意味します。
「シストフォルス(Cistophorus)」は、この聖箱(Cista)を図案化したことからその名が付けられたとされています。

本コインは、アッタロス朝の滅亡後にローマの支配下となったペルガモン(Pergamum)で発行されたもので、ギリシャ的芸術とローマ行政下の経済制度が融合した時代を象徴しています。
シストフォルスはローマ支配下のアジア属州における主要銀貨として広く流通し、ローマ=ギリシャ両文化の融合を最も美しく体現した貨幣のひとつといえるでしょう。

彫りの深い造形とシンメトリックな構図は、古代ギリシャ後期の芸術的洗練を示しており、同シリーズの中でも特に高い人気を誇るタイプです。

 

〈NGC鑑定番号〉
2150779-020
https://www.ngccoin.com/certlookup/2150779-020/NGCAncients/

NGC鑑定 Ch XF 5/5 5/5 【ダブル5/ネガティブコメント無し】 ミュシア王国 ペルガモン シストフォルス銀貨 紀元前133–67年(ローマ支配期)

¥242,000価格
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